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奥田 晴彦  (食と農のアドバイザー) プロフィール
 

 奈良県の食の特産品を挙げてみよう。

「奈良漬」、「三輪そうめん」、「三笠まんじゅう」、

「鹿せんべい」(鹿せんべいは人の食べ物ではない)など、

これらはブランド化された著名な特産品である。

これらの原料となる農産品は奈良県産であろうか。

奈良県がルーツであるので、

元来、地場の農産品を活用していたであろう。

しかし、現在は生産量や品質面で地場の農産品の利用は少なく

地域ブランド品として消費者へのインパクトは弱い。


 そうめんの原型は、

奈良時代に遣唐使によって伝えられたとされる。

今から約千三百年前、

大神神社の第十二代宮司、

大神朝臣狭井久佐(おおみわのあそん・さいくさ)の次男、穀主(たねぬし)が、

三輪の里の肥沃な土地と三輪山から流れ出る巻向川と初瀬川の清流、

雨の少ない気候が小麦の栽培に適するのを知って種を蒔かせ、

小麦粉を原料に「そうめん」を製造した。

そうめんは乾燥させて作ったため、

保存食としても有効で、

当時飢饉に苦しむ人々を救った。

これが、そうめんの始まりである。


 本来、奈良産小麦がそうめんに適していたのであろうが、

現状僅か298トンの生産量では、

到底需要の全てを賄いきれない。

また、現在の機械化された製麺工程から考えると、

小麦栽培品種:「きぬいろは」は

タンパク質(グルテン)の質と量の両面にわたって問題がある。

そうめんに適した奈良県独自の小麦の開発と生産量の増加が必要である。


 奈良県内には、

飛鳥・吉野・藤原京・平城京地域など

歴史・文化に根ざした地域ブランドと地域特産品が各地に存在する。

これらをさらに全国区に押し上げる為には、

日本のルーツとしての「誇り」と「こだわり」を込めた商品の開発が必要である。




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