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大島 康義  (後継者経営戦略研究所)  プロフィール
 
今回は、

後継者が典型的に陥りやすい

「企業理念」の罠について、

考えてみたいと思います。


(1)身の丈に合わない発言


まだ知識も経験も少なく年齢も若い後継者が、

経営理念について、

したり顔で社員に語りかけている光景を見ることがあります。

本人にとっては、

経営者として当然の言動であると思っていますが、

社員からみると、

なぜか違和感を感じます。

もちろん、

社員は黙って聞いていますが、

内心どのように思っているか、

わかったものではありません。

「なぜ、こんな若造にえらそうに言われないといけないんだ!」

あるいは、

「社会貢献なんて言っているけど、

本当にわかって言ってるんだろうか。

そんなことより先に、しっかり儲けて、給料上げてよ。」

という声が聞こえてきそうです。


(2)先走った「企業理念」づくり


自社に、

しっかりした「企業理念」が無いことに気づき、

わが社も「企業理念」を策定しなければと

考えるのはいいのですが、

経営戦略を押さえることなく、

先走って「企業理念」づくりに着手して失敗する例も見られます。

経営の勉強に熱心な後継者に多いケースです。

もちろん、

自社がどのような目的で存在し、

どのようにあるべきかを考えること自体は、

後継者にとって不可欠なことです。
 
しかし、

自社の現状をよく理解せず、

今後の自社の市場における方向性などを吟味しないまま、

抽象的な「企業理念」を先行して発表してしまうことは、

非常に危険です。
 
なぜなら、

後継者の未熟さとともに、

事業方針や経営戦略の無さが、

かえってクローズアップされてしまうからです。

将来についての社員の不安を煽ってしまうことにもなりかねません。

「企業理念」は、

企業の目的そのものや価値観を表す、

まさに企業の根幹です。

だからこそ、中途半端に扱ってはなりません。


次回は、後継者が「企業理念」に取り組むツボについて考えてみましょう。



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