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辻岡 修  (経営コンサルタント辻岡事務所)
 

 中小企業にとって、

「次期経営を誰に任せるか」という経営承継の問題は、

現経営者の重要な課題だ。

昨今では経営者の高齢化が進み、

後継者の決まらないままに廃業に追い込まれる企業も

少なからず見受けられる。

しかし、逆に後継者が『経営革新』を断行し、

将来性ある新事業を創出することができれば

経営承継と企業の活性化という

大きな課題を同時に解決することができる。


  経営者の交代は、事業内容の刷新や、

場合によっては事業部門の整理・統合といった

社内の大きな改革を行なうチャンスでもある。


 その手順として。

「第一ステップ」は、

企業の方向性を明確にすることだ。

経営者と後継者が経営承継を前提として話し合い、

「新たな経営理念」を確立する必要がある。

経営者は、

永年の事業への愛着・想いを理念に注ぎ、

それを受けて後継者は新しい視点で将来を見据え、

会社の理想像としての「新しい経営理念」を確立することだ。


 経営理念が確立できたら、

次はビジョン・戦略・中期経営計画の立案・策定をしていくが、

これ以降の過程では経営者は後継者に任せて、

バックアップに徹することが重要な役割となる。


 任された後継者は、

経営幹部と協議を重ねて立案・策定。

その過程でリーダーシップを発揮し、

統率力・判断力を養い、経営幹部との人間関係・協調体制を構築する。


 「第二ステップ」としてのビジョンの策定は、

3年後の企業のあるべき姿を数値目標でもって明確にする。

それは夢のある、

しかも挑戦的な目標を定めるべきである。


 次に「第三ステップ」の戦略の策定についてだが、

ビジョンを実現するための手段・方法を考え出す事で、

経営革新の核心部分ともいうべきものだ。

SWOT分析・製品(商品)と市場のマトリックス・

競争基本戦略の3つの手法を駆使して策定する。


 SWOT分析では、

経営環境の変化が急激に進む中、

環境変化に的確に対応し、

適切な事業展開を図っていくために、

まず、自社の置かれている状況(外部環境)と

自社の持つ強み・弱み(内部環境)を的確に判断し、

企業として今後進むべき方向を明確にすることが必要となる。

その際のポイントは、

自社の強みを活かすことができる

事業機会・ビジネスチャンスを見つけることが重要であり、

かつ新規性と市場性を有するものでなければならない。


 戦略を練り上げたら、

最後の「第四ステップ」は3年間の中期経営計画を時系列化し、

着実な実行に邁進することになる。


 後継者はこれらの過程を主体的に成し遂げ、

実施段階では、いかなる困難をも乗り越えて

経営革新を遂行する覚悟と実行力が求められる。



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